March 10, 2006

パラリンピック開幕v(^^)v

いよいよ、開幕しますと、書いてもあまり反応がないかもしれませんね。それほど日本ではまだまだ知名度が低いですね。金メダルを手にした荒川選手の華麗な演技の余韻覚めやらぬ中ですが、オリンピックが開かれた同じトリノでもうひとつのオリンピックパラリンピックが開幕します。

パラリンピックは障害者のスポーツの祭典。名称は「もうひとつの」を意味するパラレル(Parallel)とオリンピック(Olympic)を組み合わせた造語。夏の大会は1960年から(パラリンピックの名称は85年以降だそうです)と歴史は古いのですが、冬の大会は今回で9回目とまだまだ出来たばかりの国際的なスポーツ大会。今回のトリノでも競技種目は4つだけ(←因みに夏季種目は19もあります)。それでもそれぞれの種目では荒川選手や上村選手にも劣らないほど、いやそれ以上の「夢と勇気」を私たちに与えてくれることでしょう。

ところで、なぜ日本のマスコミ(特にテレビでの放映)はこのパラリンピックの模様を放送しないのでしょう。検索してもあるのはNHKのみ。頼みのNHKでさえ、開会式や閉会式のリアルタイムでの放送は全くなし。競技についても一日数回ダイジェスト版を流すのみ。これでは知名度が低いのは当たり前ですね。こういうことだから、いつまでたっても障害者との距離が縮まらないのです。どうにかならないものですかねぇ。でも、メダルを取る選手が増えるととたんに注目するようになるのでしょうね。なんだかヘンな国です。

今回の記事で少しでもパラリンピックに興味を持たれた方は以下の画像をクリックしてみてください。私の拙い説明だけでは紹介しきれなかったパラリンピックの素晴らしさ、障害を持ってもひたむきに生きようとする選手たちのありのままの姿をより分かっていただけるはずです。



トリノパラリンピック 日本代表選手応援バッジ
トリノパラリンピック 日本代表選手応援バッジ
トリノパラリンピック 日本代表選手応援バッジ


Yahoo!スポーツ×スポーツナビ トリノパラリンピック特集

Torino 2006 Paralympic Games(英語)

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March 03, 2006

上村選手、頑張れ~\(^^)/

年度末期に入り、連日超多忙な日々が続いていて更新が出来ない日が続いていました。ちょっと一段落したので久しぶりにブログをアップします。

トリノ五輪が終わりましたね。日本選手団は結局、メダル1個という結果に終わりましたが、それが荒川選手のあの演技のメダルということで、日本の今後の行く末に及ぼす今回のオリンピックの意義は相当大きいモノになったのではないでしょうか。閉幕後、以下のような新聞記事(2月28日読売夕刊より)を目にしました。

“第2の荒川”誕生にリンク閉鎖の壁…5年で40か所(以下要約)
文科省調査によると、1996年に127あった屋内リンクは、2002年には94にまで減少。ほとんどが民間施設で、レジャーの多様化による利用者の減少などの影響とみられる。小坂文科相が28日の閣僚懇談会で「過去5年間に約40のスケートリンクが閉鎖された」と説明。荒川選手や長野とソルトレーク五輪出場の本田武史選手が育った仙台市泉区のリンクは2004年12月に閉鎖。男子フィギュアでトリノ代表を争った織田信成選手が拠点としていた大阪府高槻市のリンクも同年11月、老朽化を理由に閉鎖。国際大会で活躍する選手を輩出した京都市伏見区のリンクも05年9月に22年の歴史に幕を閉じた。仙台市で荒川選手を小中高と指導した長久保さんは「みんな静香になりたがっている。リンクがなければどうしようもない。選手を育てるうえで通年のリンクは欠かせない」と指摘する。宮城県スケート連盟会長は「フィギュアへの注目が高まっているこの機会に、ぜひ公共施設の整備を検討してほしい」と話している。

「私が練習を続けていた仙台のリンクも閉鎖され、小さい子が苦労している。一つのリンクに人が集まり過ぎ、私も日本では練習時間を探すのが難しい。もう少し、身近で気軽に足を運べるといい」(金メダル獲得後の荒川選手の言葉)


小泉首相も「選手が活躍してもらえるように環境づくりは大切だ」と言っているようですが、地方自治体、あるいは民間任せではない国レベルの整備が必要なのですよ。この時期、予算を消化するため(って思ってしまいますが)の道路工事をよく見かけますが、そんなことよりもスポーツや教育の発展のためにお金をどんどん使うべきだと思います。

と、タイトルとはかけ離れた話題になってしまっていましたが、トリノで大活躍した上村愛子選手が先日、帰国後、初めて自身のブログでオリンピックを振り返り、今後の抱負を語られました。彼女の言葉を借りれば・・・・
 結果はどうしてもほしかったメダルはもらえなかったけれど、弱かった心を克服して、新しい技を取得する根性、辛抱強さなどなど、愛子という人間をまた少し大きくしてくれたオリンピックでした。
 そうそう、フィギアの試合をみて、これが金銀銅の究極の答えだと思いました。プレッシャーや緊張に少しでも巻かれた選手。。。自信に満ち溢れた選手。。。体の動きにここまではっきりでていた試合を他の競技で見ることができてよかったと思います。


オリンピック開催期間中に早々帰国。全日本選手権では他を大きく引き離しての貫禄の優勝。(←っていうか、こんな時期に選手権を設定しなくてもいいと思うのですが・・・) そして、今ではもう、世界選手権が開かれている韓国にいるのだそうです。そのバイタリティには頭が下がります。4年後のバンクーバーに早くも照準を合わせて動き始めた上村選手。オリンピックが全てではないですが、自らの生き様を見せながら「勇気と希望」そして「パワー」を与えてくれる彼女の滑りに大いに期待しています。正に真のアスリートって感じです。頑張れ~!!!詳しくは以下をクリック。

おまたせしました^▽^ on 上村愛子オフィシャルブログ

■■その他、関連記事■■
上村愛子とモーグル採点基準 on Grindel's Graffiti

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February 26, 2006

50年ぶりの快挙~祝!!! アルペン2選手入賞

快挙です。セストリエールで開かれていたアルペンスキー男子回転(オーストリア勢が金・銀・銅を独占)で、ベテラン皆川賢太郎選手が3位に100分の3秒差の第4位。そして、大学生の湯浅直樹選手が2回目の見事な滑りで第7位入賞を果たしました。日本人アルペン選手がオリンピックで入賞を果たしたのは今から50年前の1956年、奇しくも同じイタリアのコルチナ・ダンベッツォ大会で猪谷千春選手が回転競技で銀メダルに輝いて以来の快挙。その後、8位どころか10位以内にも入ったことがなかったのだそうです。そのような実績の中、堂々2人が入賞を果たしました。心から祝福の言葉を述べたいと思います。

また、昨日、ふて寝の原因となった(^^;;佐々木明選手も攻撃的で果敢なアタックの末、無念の旗門不通過でコースアウト。やはり2本目は狙っていたのですね。前回の失言を撤回したいと思います。佐々木選手はレース後の会見で、悔しさを押し隠しチームメートの滑りを讃えたり、「4年後?バリバリやりますよ」と雪辱を誓うなど、今後も日本アルペン界の第一人者としてさらに躍進してもらいたいです。

また、生田康宏選手は2回目最終滑走者として全力で滑りました。途中、また旗門を越せずにオーバーランしましたが、再び駆け上り、最後まで諦めず滑りきりました。その闘志には目頭が熱くなりました。

さて、毎日楽しませてもらったトリノ・オリンピックも今夜で閉幕。今回の五輪を通じて日本人選手の活躍で顕著だったのはやはり「逆境を乗り越えて身につけた精神力の強さ」そして「無心さ」ではないでしょうか。

アルペン回転4位の皆川選手は前回のソルトレークシティー五輪後、膝の大ケガからの見事な復活だったそうです。7位の湯浅選手も膝に爆弾を抱えながらの見事な入賞。アルペンだけではありません。金メダルに輝いたフィギュアの荒川静香選手も然り。天才と呼ばれながらも本番には弱いと言われていたのだそうです。期待された初出場の長野では13位。ソルトレーク五輪では選考漏れ。でも、自分の力を信じて競技を続けてきた結果が見事、実を結び大輪の花を咲かせ金メダリストとなりました。

カーリング女子チームの集中力、団結力にも自分たちの力を信じて、ストーンに込めた「一投入魂」の精神で見事、入賞を果たしました。それからスピードスケートの男子500mで4位入賞となった及川佑選手も無心で滑った結果でしょう。レース後、「残り200mは後ろから誰かに押してもらっている感じがしました。これが五輪なのかな」と語ったそうです。レースの女神は無欲の努力家を見捨てないのでしょう。

そして、このことに関してフィギュアの安藤美姫選手がコメントした言葉がとても印象的だったので以下に付記しておきたいと思います。トリノに出場して様々な経験をした彼女のこれからがとても楽しみになりました。是非、4回転を完璧にして、さらに進化を遂げて欲しいですね。

安藤美姫選手のコメント
私は出たいと思った試合に出られなかったことがない。荒川さんも村主さんも、つらく、悔しい思いをしてきたと思うけど、まだ体験していない。その点で私の考えは甘いと思う

選手の皆さん、夢と感動をありがとう。

アルペンスキー男子回転・出場選手のコメント

Yahoo! スポーツ×スポーツ Voice of Torino 見どころ・戦評 岡部哲也 第4回 日本アルペンスキーの遠くないメダル

Yahoo! スポーツ×スポーツ Voice of Torino トリノコラム 50年の夢--日本アルペンスキーの前進

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大荒れの男子回転

荒川選手が金メダルをとって、その勢いをもらってもうひとつの大輪の花を咲かせて欲しい競技・・・・アルペン・スキー男子回転の1回目が終わりました。

1回目の結果はこちら

テレビ観戦していましたが、まさか、まさかの連続。金メダル候補が続々とコースアウトや失格で脱落していきました。

 ・1番スタートのイタリアのエース、ロッカ選手がいきなり転倒で途中棄権
 ・2番スタートのフランスのヴィダル選手は前日の練習で骨折して棄権。
 ・アメリカのミラー選手は途中棄権。
 ・複合優勝のアメリカのリゲティ選手は旗門不通過で失格。


そんな中、ベテランの皆川選手が1回目で3位の好位置に。滑りを見ても無駄のない軽やかな動き。途中の計時ではトップのライヒ選手を上回るタイムで通過。2本目がとても楽しみですね。コルチナ・ダンペッツォ大会の猪谷選手以来、50年ぶりのメダル獲得なるか、大いに期待です。

それにしても・・・・。実は今回は佐々木選手のことを書こうと思ったのですが、以下のコメントを読んで、何だかガッカリしてしまいました。

【1本目を滑り降りて~佐々木明選手の談話】
見えなかった。「晴れてくれ」と祈っていたけど、日が陰った時点でやる気ゼロ。やっぱり、ダメだった。この時間帯のレース設定だから、しょうがないけど。バーンは良かったと思うけど、下が見えないから、どんなバーンかも分からない。見えないから、行きたくても「溝があるんじゃないか」と思って行けない。実際、(溝に)はまった。(2本目でばん回?)2本目は、ないから。もう、4年後。(読売新聞より抜粋)


ということで、大会前から一番応援していた佐々木選手の弱気な発言にふて寝します。お休みなさい。

っていいながら、2回目の滑りに淡い期待を抱きつつ録画して寝ます。佐々木選手がこれで終わるわけないですからね。そして、よりメダルに近い皆川選手、がんばれ~~。朝起きたら2人のメダルのニュースを楽しみにしています。

あっ、書き忘れるといけないので寝る前に・・・・生田選手について

1回目は完走者では一番遅いタイムだったのですが、実は彼は転倒した後、門を通過するためにコースを駆け上がって再び滑り始めたからなのです。途中棄権が多い中、最後まで諦めない姿勢が何とも素晴らしかったです。五輪初出場の彼にとっては完走がまず目標だったのでしょうが、それはどの選手にも言えること。すぐにコースアウトしないでゴールまで滑りきる、本来あるべき姿を教わったような気がします。

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February 24, 2006

悲願の金メダル(^^)v 荒川選手おめでとう!!!

ついに日本人選手がメダルを獲得しました。それも・・・

金メダル

女子フィギュアスケートの荒川静香選手がアメリカのコーエン選手、ロシアのスルツカヤ選手を押さえて堂々の金メダルを獲得しました~。その滑りは素人の私が見ても、とても美しく素晴らしいものでした。フィニッシュのポーズが決まった時には思わず鳥肌が立ってしまいました。会場もスタンディング・オベーションで荒川選手の演技に応えていました。荒川選手、金メダル獲得、心からおめでとうございます。

でも・・・・、そんなフィギュアスケートをテレビで楽しく観戦していたとき、早起きしたしゅんがやってきて・・・・

トート、トート

と、トーマスのビデオを見せて~と大声で叫びました。1歳児にはやはり、フィギュアよりもトーマスに高得点を出すようです(^^;;。

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February 14, 2006

上村愛子とモーグル採点基準

モーグル女子、予選5位で通過した上村愛子選手は残念ながら5位に終わりました。コブの苦手な私にとってはモーグラーは憧れの存在。特に笑顔が素敵な美人アスリートの上村選手はトリノ五輪では最も注目する選手のひとりでした。さすがに決勝はリアルタイムでは見られなかったので録画で観ましたが、とてもカッコいい滑りで観客を魅了していましたね。第2エアの3Dも完璧に決まって高得点が期待されましたが、残念ながら点数が伸びず、後続の選手に抜かれて5位に終わってしまいました。

こちらの記事の中で「もっと高い技術を求めるなら他の女子選手と同じことをしては駄目だ」と感じたと語っている上村選手。まさに血のにじむような猛特訓の結果、「コーク720」を完成させたわけです。3Dを取り入れている女子選手は他にもいますが、あの予選や決勝で魅せてくれた上村選手ほどの完成度の高さはどの選手も持ち合わせていません。観客を大いに魅了したエアを取り入れたのに結果は5位。何故?って思ってしまいましたが、そこにはモーグル競技の採点基準の皮肉さがあるのです。

モーグル競技は250mほどのコブコブの急斜面(今回のコースは223m 斜度26.5)を途中、2回のエア(ジャンプの技)を入れて滑り降りるフリースタイル・スキー競技。語源はノルウェー語のモーグルMogul(雪のコブ)だそうです。ただ単にタイムだけではなく、ターン技術とエア(ジャンプの技)技術を加味して採点されるのです。採点比率はターンが50%(←最も重視される項目)、エアとタイムがそれぞれ25%となっています。以前はスピードが最も高い比率だったそうですが、ターンせずに直滑降する選手が続出したためにルールが改正されたのだそうです。スキー競技としての総合的な技術が要求される競技なのですね。

Wikipediaでは採点方法の欄で「基本的に5人のジャッジがターン点、2人のジャッジがエア点を採点。タイム点と合わせ30点満点で競う。ターン15 エア7.5 タイム7.5」と説明されていますが、これだけではよく分からなかったので、もう少し詳しく調べてみることにしました。

●●ターン●●
ターンはスタートした地点からゴールまでを結ぶ最短距離(フォールライン)をコブを使って左右にリズミカルに滑り降りる点を評価します。この際、可能な限りスキー板を雪面に接触させ、裏側が見えないようにしなくてはいけません。頭部を動かさず、肩はフォールラインに対して直角。上体の動きは最小限に保つことが要求されます。ジャッジは5人。1人持ち点5点満点。最高点、最低点を2つ削ってトータル3人の合計(15点満点)がターン点となります。採点ガイドラインを見ると4.6以上が「最高」、4.1~4.5が「とてもよい」となっています。今回、優勝したカナダのジェニファー・ハイル選手のジャッジは4.5~4.8。上村選手は4.0~4.3という評価でした。

●●エア●●
2つのエア(同じモノではいけない)の完成度と難易度で採点されます。大会ごとに難易度の高い技を仕掛ける選手が増えてきているのですが、いくら難易度の高い技を使っても完成度が低いと減点対象となります。エアにおけるフォームは「型と着地の質」「高さと距離」「コース内での姿勢」を見て採点します。エアは大きく5つ(回転はさらに4つに分類される)のカテゴリに分かれます。スプレッド(両手両足を大の字に広げる)、ツイスター(上半身と下半身を逆にひねる=ツイスト)、ダフィー(両足を前後に広げる)、バックストラッチャー(両足を後ろへ反らせる)、回転技(身体を360度回転させるヘリコプターや縦回転のバックフリップやフロントフリップ、そして上村選手のような斜め2回転技など)。その技の難易度によって係数が変わってきます。上村選手の第1エア(ヘリコプター)は係数1.390、第2エアの「コーク720」は1.650となっています。選手達はそれぞれの技を2~3ないし4組み合わせて(連続で行う)難易度を上げるのです。そして、エアのジャッジは2人。1エアの最高点は2.5。2人の平均にエア難易度係数をかけた数値がエア点となります。因みに今回の上村選手のエア点のジャッジは・・・・
 第1エア平均1.65(ジャッジは1.7と1.6)×難易度1.390=2.29
 第2エア平均2.10(ジャッジは2人とも2.1)×難易度1.650=3.46
  エア・トータル=5.75
  (比較)・・・優勝のハイル選手は第1エア2.40(2.4と2.4)×1.390
  第2エア2.25(2.3と2.2)×1.390 で、トータル6.45


●●タイム●●
タイムは機械的に算出します。ただし、競技会当日、選出された4人のペースセッターの演技(ターン、エア、タイムを基準に従って採点)の中での最高点を得たペースセッターのタイムがその競技会のペースタイムとなるのだそうです。ペースタイムと同タイムの得点は5.625点(←満点7.5点の75%)。タイムの算出の計算は少々ややこしいのですが、次のグランジュの式として知られる計算式で簡単に計算できるのだそうです。
 タイム点 = 13.625 - 8×競技者のタイム÷ペースタイム
 今回の上村選手のタイムで計算してみると・・・・
  13.625-8×28.47秒÷28.96秒=5.76
  因みに優勝のハイル選手は26.69秒でタイム点は6.25



調べてみるといろいろなことが見えてきました。私はモーグル競技の専門家ではありませんが、最後に思ったことをつらつらと書いてみます。

■■ターン技術とタイム■■
今回の大会では上位選手よりも2秒近くも遅いタイムだった上村選手。どこかの記事で上村選手はターンが苦手だと書かれていましたが、モーグル競技の基本はやはりターンなのでしょう。それも入りからの高速ターン。そして、エア着地後のターン。これは下半身が強靱なサスペンションの働きをしないとできないこと。どれだけ正確にかつ効率的に、そして果敢にコブをこなしていけるか。大会後のインタビューで「まだまだ滑っていたい」と語った彼女。ターンの完成度をより上げてタイムを縮め、更なる進化を遂げて欲しいです。3Dのためにスピードを殺さざるを得なかった因果な結果でしたが、タイム点だけは機械的ですからタイムを上げれば上げるだけ上位になる確率は高いのです。がんばれ~。

■■エア点は全体の25%■■
上村選手が完璧に決めた3D技ですが、実際の点数は両ジャッジとも2.1。これは採点ガイドラインでは「最高」ランクですが、その最低の値。優勝のハイル選手の第1エア(どんな技だったか覚えていません)は上村選手よりも難度の低い技で2人ともほぼ満点の2.4というジャッジ。係数を考えても割に合わないです。上村選手の第1エア(ヘリコプター)の評価は何と1.7と1.6。????。高さと着地の差なのでしょうか。でも全体から見るとやはりエアの比重は低いのです。これと同じ結果だったのが長野オリンピックの里谷選手の優勝だったようです。詳しくはこちらを参照してください。今回、上村選手は残念な結果に終わりましたが、彼女の挑戦は多くの観客を魅了しました。私もコーク720が見事に決まったときは身震いしてしまいました。エアはモーグル競技の大きな見せ場。今後、さらに難度の高い技で臨む選手が増えることでしょう。そして、難易度係数もそれに合わせて高くなっていくのではないでしょうか。女子モーグル競技の方向性を変えていった先駆者の上村選手に大いなるエールを送りたいと思います。

■■客観的といってもやはり・・・■■
スキー競技の中ではアルペンやジャンプと違い、ジャッジによる採点のモーグル。今回の採点でもエッ?と思ってしまうようなジャッジがありました。ターンのジャッジ5人の国籍はアメリカ、フランス、ドイツ、イタリア、スイス。その中でも自国選手に甘いなぁと思う採点をしたのがアメリカのジャッジ。今回10位となったアメリカ選手のターンにはなんと優勝のハイル選手(4.7)並みの4.6というジャッジ。他のジャッジは4.0が2人、4.3が2人。明らかに主観が入ったような採点。最高と最低はカットされると言ってもこれはないよなぁと思ってしまいます。オリンピックでは必ずもめる主観的なジャッジ。是非とも公正な審判を・・・。

上村愛子のRoad to Torino
 上村愛子オフィシャルブログ~試合直前の記事にTBさせてもらいました(^^)



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February 11, 2006

トリノ五輪開幕v(^^)v

待ちに待ったオリンピックが開幕しました。アルペン、モーグル、ジャンプ、フィギュアなどなど・・・・楽しみな種目がたくさんあります。今日から26日までの17日間は寝不足になりそうです。

今朝も早起きして(といっても昨夜早く寝過ぎて早く起きてしまったのですが)開会式を観ました。年々段々と派手になってきたオープニング・セレモニーですが、今回感動的だったのは・・・・
 1)人文字?ではなく人絵によるジャンパー
 2)F1カーづくり
 3)パヴァロッティの歌
 そして、何と言っても 4)聖火点灯でした。

入場行進も各国選手団のコスチュームが見られるので楽しみのひとつでした。中でもフランスはシックでファッションの国らしいデザインだったのが印象的でした。それにしても何故70~80年代のロック、ディスコミュージックだったのでしょう。こればかりは???でした。久しぶりにドゥービーを聴けたのは個人的に嬉しかったですが・・・。シックが2曲も(「グッド・タイムス」&「ル・フリーク=邦題:「おしゃれフリーク」)かかってましたね。音楽プロデューサーがこの手の音楽が好みだったのでしょうかねぇ。

さて、今夜はモーグルの上村愛子選手の3D、そしてジャンプNHの原田雅彦選手、楽しみです。

Yahoo! sports x sports トリノオリンピック特集

日本オリンピック委員会

【追記 on February 12th】
・上村愛子選手 5位
 モーグル女子決勝、予選5位通過の上村愛子選手は5位に終わりました。
 上村選手のことは別記事にて。
・原田雅彦選手 失格(><)
 ジャンプNH予選に臨んだ原田選手は規定違反で失格。
 体重に対して長すぎる板を使用したのだそうですが、
 「何やってるのかなぁ」っていう感じ。
 詳しくはこちらを・・・・。


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